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横浜市南区マンション大規模修繕工事
連日猛暑が続き過ごし辛い日々ですが、お客様の為がんばって営業しております。
皆様も熱中症には十分お気をつけてください。
今回は、先日弊社にて大規模修繕工事を施工致しました物件をご紹介します。
御依頼者様は、マンション管理組合様になります。
最初のご相談は、マンション管理会社様の長期修繕計画に基づき大規模修繕工事を
行う予定ですが、修繕積立金不足により管理組合として大規模修繕工事にかかる
不足金を借入しなければならないとご相談がありました。
借入をおこしてしまうと、区分所有者の方々に毎月のご負担が10年間かかってしまう
との事でした。管理組合様の中には「大規模修繕工事を先延ばしにしては」と言うご意見
もありましたが、前回大規模修繕工事を行ってから15年近く経過している為、建物の
不具合箇所が多くみられ工事を行う運びとなりました。
弊社では、現地調査を行い今すぐに修繕を施さなくては建物の維持に大きく損傷を及ぼす
箇所を御見積りに反映させ、次回以降予算が積立られるまで現状維持で問題が無いで
あろう部分を管理組合様と5か月間ヒヤリングを重ね、借り入れをおこさなで大規模修繕工事を
行う事が出来ました。
建物の概要としましては、築30年 RC造7階建てとなります。今回で2回目の大規模修繕工事
となります。
現地調査を行っている中で一番気になっていたところが出窓サッシ周辺です。(下記写真)
サッシ皿板のジョイント(繋目部)が完全に開いている状態になっており、水が浸入し皿板下部の
モルタルを劣化させひび割れをおこしている状況でした、これではお部屋の中にいつ水が入って
いってもおかしい状況ではないと思い工事着工後、仮設足場が完成し(下記写真)
下地調査時に入念に調査をしました結果、全箇所の出窓サッシで同じ状況となっておりました。
工事着工後の管理組合様との打合せ及び工事現況報告時にご報告し、管理組合様に実際に
足場に登っていただき現状を確認していただきました。(下記写真)
弊社では修繕工事を行う際、お住まいの皆様に実際現状の建物はどうなっているのか
把握していただく為、1人でも多くの方に足場に登って自分達が住んでいる建物を見て
いただく事を推奨しております。建物の現状を把握していただければ、今後長期修繕
計画課題も管理組合様主体で話が進行しやすくなると思います。
出窓サッシジョイント(繋目部)補修方法としましては、オーバーブリッジ工法を採用させ
ていただきました。(下記写真)
アルミ金属は熱により伸縮を繰り返し経年劣化によりサッシジョイント(繋目部)が開いて
しまいます。その為本来のシーリングでは十分なシーリング材の厚みを確保出来ない
ので、再発を防止する為にオーバーブリッジ工法を採用しました。
目地の接着幅はサッシジョイント端部より10mm以上を確保し厚さ10mmにて施工して
おります。当面の間は安心ですね。
管理組合様は次回の修繕工事の際は、サッシの改修を検討されていました。
こちらの外壁も壁に大きなひび割れが発生して丸い臭突管も錆が発生して根元部分
が腐食してかろうじて壁についている状況でした。(下記写真)
アップ写真
こちらの補修方法としましては、ひび割れ部にはUカット工法、臭突管付け根部分を
撤去し硬質塩ビ管にて根元部を補強し安価かつ最良な補修方法にて施工しました。
本来であれば新規の臭突管を取付ける為に、臭突管廻りの外壁を斫りだしコンクリート
モルタルを打込む作業になるのでコストがかからずに補修してほしいと言う管理組合様
のご要望に応えるよう今回の補修方法にて施工しました。
補修現況(下記写真)
補修施工後(上記写真)
このようにお住まいの皆様が自分達の目で建物の状況や不良箇所を見ていただき、
今後の対策を考え建物の資産価値向上や美観のお手伝いを弊社では行っております。
戸建のお客様からビルのオーナー様、マンション管理組合様、法人の方まで建物の
事でお悩みの事がございましたら、弊社までご連絡をお願いいたします。
次回は、機能改善工事をお伝えいたします。
(サイト管理者) 2016年7月13日 10:10 | コメント(0)
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